資料請求無料 老人ホーム・介護施設の検索なら【LIFULL介護】

小規模多機能型居宅介護の入居条件と特徴をわかりやすく解説

小規模多機能型居宅介護とは、ひとつの事業所で

  • 介護スタッフの訪問
  • 高齢者の施設通い
  • 高齢者の施設宿泊

の3つのサービスを提供するという介護保険サービスです。

状況に合わせて、必要なときに必要な介護を受けられるのが小規模多機能型居宅介護の特徴です。

小規模多機能型居宅介護

小規模多機能型居宅介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう家庭的な環境と地域住民との交流の下で日常生活上の支援や機能訓練を行います。

サービス料金が定額なので、何回サービスを利用しても支払いが膨れ上がらないのも嬉しい点です。

宿泊料に関しては別途費用がかかるので注意して利用しましょう。

小規模多機能型居宅介護はこんな人におすすめ
  • 介護が必要になったけど、自宅での生活を続けたい人
  • 住み慣れた自宅でこれからも暮らし続けたい人
  • 小規模な事業所で顔見知りのスタッフに介護を受けるほうが安心できる人
  • 夜間や早朝、急な泊まりなどにも対応してほしい人
  • 月々にかかる介護費用がはっきりしていないと費用面が不安な人
目次

サービス費が月ごとの定額制

小規模多機能型居宅介護は介護保険の地域密着型サービスといって、お住まいの自治体に住民票がある人だけが利用できます。

入居条件

小規模多機能型居宅介護を受けられるのは、以下の条件を満たす人です。

  • 要支援1~2、または要介護1~5の認定を受けている
  • サービスを提供する事業所と同じ自治体に住民票がある

利用料は介護度ごとの定額制になっています。

サービスを何度利用しても支払いがそれ以上増えることがないので安心です。

例えば、毎日介護サービスを利用したとしても、介護にかかる費用は下の表のように、介護保険の1割負担または2割負担です。

スクロールできます
介護認定単位数1割負担分2割負担分3割負担分
要支援13,4383,741円/月7,481円/月11,222円/月
要支援26,9487,560円/月15,119円/月22,679円/月
要介護度110,42311,341円/月22,681円/月34,021円/月
要介護度215,31816,666円/月33,332円/月49,998円/月
要介護度322,28324,244円/月48,488円/月72,732円/月
要介護度424,59326,758円/月53,515円/月80,272円/月
要介護度527,11729,504円/月59,007円/月88,510円/月
介護保険給付対象サービス(月額)

食事の費用やおむつ代、その他の日用品費、宿泊費用は別途必要です。

小規模多機能型居宅介護では以下の費用が必要となります。

  • 月額定額料金:基本料金(利用料)
  • その他の料金:加算費用・食費・宿泊費・おむつ代

サービスをあまり使わない場合は割高になる

有料老人ホームやサ高住などの住宅型施設に小規模多機能が併設しているところもあります

そうしたところでは、介護サービスの費用がもう少し安く設定されています。

小規模多機能型の場合、自宅に住みながらだったり、住宅型施設に住みながら定額で必要なサービスを必要な時間に利用できるメリットは大きいです

また、緊急時にも対応してくれるのも助かります。

しかし、定額なのでサービスをあまり使わない人の場合は割高になることもあります。

小規模多機能型のメリット

  • 利用回数の制限なく、必要な時にいつでもサービスが利用できる
  • 1つの事業所と契約することで、3つのサービスが受けられる
  • 生活や利用者の体調などに合わせて、柔軟にサービスが利用できる
  • なじみのスタッフからサービスが受けられる

小規模多機能型居宅介護の最大のメリットは、1回の契約で「通い」「訪問」「宿泊」の3つのサービスが回数制限なしで利用できる点です

24時間365日注意を払う必要がある在宅介護は、介護者の負担も大きいものです。

高齢者の急な体調変化や介護者の急用や体調不良などがあっても、必要な時すぐにサービスが受けられます。

また、たとえば通い中にそのまま宿泊をお願いしたいという場合でも対応できます。

必要なサービスが柔軟かつすぐに受けられることで、介護者も利用者も安心して在宅で過ごせます


さらに地域密着型のサービスであることからなじみの環境で、かつなじみのスタッフからサービスを受けられ、利用者の安心につながる点も嬉しいポイントです。

小規模多機能型のデメリット

  • サービス利用回数が少ないと割高になる可能性がある
  • 事業所が定員を超えていると利用できない
  • 各サービスを個別に変更できない
  • 併用サービスに制限がある

柔軟できめ細やかなサービスが提供できるよう、定員数が少ない点が特徴でありデメリットにもなる点です。

希望の事業所で小規模多機能型居宅介護サービスを受けたくとも、定員を超えている場合は利用できません。

また定額制はメリットでもある一方で、利用回数が少ない月は割高になる可能性があります。

さらに、3つのサービスのうちいずれか1つに希望や不満があった場合でも部分的な変更はできないため、どうしても変更したい場合は契約自体を解除しなければなりません。

個別で介護サービスを利用する場合は、必要なサービスを自由に組み合わせられます。

しかし小規模多機能型居宅介護を利用する場合は、併用できるサービスに制限がある点は要注意です。

1事業所あたりの定員29名以下
通いの定員18名以下
宿泊の定員9名以下
小規模多機能型居宅介護にでは、1日あたりの定員が定められています

他の施設とのサービスの違い

ここからは代表的な3つのサービスについて、それぞれに該当する介護サービスとの違いを比較していきます。

  • 宿泊とショートステイ
  • 通いとデイサービス
  • 訪問と訪問介護

小規模多機能型居宅介護ならではのサービスを把握し、利用を検討する際の判断材料にしてみてください。

宿泊とショートステイの違い

短期間の宿泊に対応しているのは、ショートステイと同様ですが、小規模多機能型居宅介護の場合は利用の自由度が高いのが特徴です。

小規模多機能型居宅介護(泊まり)ショートステイ
必要なタイミングで比較的柔軟に利用可能事前予約が必要
・通い慣れた場所に泊まれる
・急な泊まりにも対応しやすい
・予約が取りにくいこともある
・急な予定変更等には対応しづらい

通いとデイサービスの違い

日帰りで施設を利用する場合も、小規模多機能型居宅介護は行く日と行かない日や、受けるサービスを自由に決めやすいのが特徴です。

小規模多機能型居宅介護(通い)デイサービス
・必要なときにだけ行ける
・必要なサービスだけを受けられる(入浴のみなど)
・当日に通うのも可能。ただし1日あたりの定員は概ね18人以下
・規定のプログラムに沿ってサービスを受ける
・あらかじめ決めた日に通う

訪問と訪問介護の違い

訪問介護も、小規模多機能型居宅介護の場合は全体のバランスのなかで調整ができる分、柔軟な対応が可能です。

小規模多機能型居宅介護(訪問)訪問介護
・その人の状態に合わせた介護
・必要に応じて、数分程度の短時間の利用も可能
・夜間などでも緊急対応が可能
・規定のサービス枠に沿った介護
・決められた時間にスタッフが訪問する
小規模多機能型居宅介護まとめ
  • 小規模な介護施設
  • 利用者は住み慣れた地域で充実の介護サービスを受けられる
  • 利用者は地域に住まいがある要介護の高齢者のみ
  • 利用者は「通い」「宿泊」「訪問」のサービスを利用できる
  • 介護士は利用者様の「通い」「宿泊」「訪問」への対応がメイン
  • 介護士は施設によっては利用者様の送迎もあり

参考サイト
介護保険制度の概要 厚生労働省
令和元年度介護報酬改定について 厚生労働省

シェアしてね
目次